

reedから車で約10分ほどの山麓にある山口 和宏さんの工房。
そのおおらかな人柄からも想像できる、温かい雰囲気のスプーンです。
使っている木材は艶があり、桃色の色調も美しいと言われる山桜。表面には自家製の蜜蝋ワックスを塗って仕上げています。
口に運んだ時の木ならではの口当たりの良さ、食器に当たった時の音の柔らかさ、ステンレスにはない感覚に、個人的にも今ではすっかり木のスプーンの虜です。
大きさは、ティースプーンほどの大きさです。このスプーンを見ていると、美味しく食べるシーンが自然と思い浮かんでくるのは、山口さんが木そのものと、みんなでテーブルを囲む食事のひとときを大切にされているからかもしれませんね。
木の表面には、山口さん手作りの蜜蝋ワックスが塗ってあります。蜜蝋を塗ることで、表面の乾きをおさえ、水分がしみこみにくくなります。天然素材で安心であると共に、木そのものの素材感や温かみを大切にした仕上げですが、天然塗料のため、使用するうちに塗膜は薄くなっていきます。表面の乾きが気になってきたら、蜜蝋ワックスやオリーブオイルを布につけて薄く塗り、1日ほど乾かしてください。
・食洗機・電子レンジ 不可
・木の色味・木目は、お選び頂けませんので予めご了承ください。
・手仕事のため、大きさ・形・などの点において個体差がみられます
・水に長時間さらさないでください。割れや、反りなどの原因になります
・水洗いをした後は、水気を拭き取りしっかり乾燥させてからお使いください
・長い間直射日光に当てることはお控えください
うきは市吉井町で活動をしている木工作家。
耳納連山が近くに見える場所に工房を構え、お皿やカッティングボード、
椅子など木のぬくもりを感じる作品を作っていらっしゃいます。