
伊賀焼 ほうろく(大)
伊賀焼 ほうろく(大)
美味しさのひと手間
コロンとした不思議な形の"ほうろく"は、火にかけて食材を炒るための台所道具。
料理の際、ひと手間かけてごまを炒り直すだけで、香りがグッとよくなったり、銀杏や生の落花生など豆類を炒めるのにも便利です。また、古くなって風味の飛んでしまった煎茶を煎ると、簡単に自家製のほうじ茶が出来上がります。特に素焼きの''ほうろく''は保温性にすぐれ、遠赤外線効果もあって短時間で食材を芯まで温めてくれます。
使い方は、"ほうろく”を弱火で少し温めた後、丸い穴から炒りたいものを入れて、焦げ付かないようにゆっくりと動かすだけ。炒りごまなら約30秒、洗いごまでも2~3分炒れば完成です。取り出す際は把手を立てると持ち手部分についている穴から出てくる構造になっています。
本体は熱するとかなり熱くなりますが、手元部分は釉薬が掛かっているのでそこまで熱くはなりません。ただ、火傷しないよう布巾などを使って持って頂くのをおすすめします。
伊賀焼 ほうろく(大)
- サイズ
- 約W160 × L250× H110mm (取手含む)
- 素材
- 陶磁器
※15,000円(税別)以上で送料無料
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ほうろくを少し温めます
ゴマなど材料を入れる前に少しほうろく自体を温めます。急激な温度変化は、ひび割れの原因になる為、弱火でお使いください。
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上の穴から材料を入れます
少し温まったら、上の穴から炒りたい材料を入れます。炒りゴマで30秒程が目安です。後は、お好みで調整してください。
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取っ手から取り出します
持ち手部分は、本体部分と穴が繋がっています。取り出す際は、こちらを下にしてお皿などに取り出します。

保温性が高い伊賀の土
土鍋で有名な三重県伊賀市。古代琵琶湖の湖底だったと言われる伊賀の土は、細かな穴(気孔)をたくさん含んでいるのが特徴です。その気孔に熱が蓄えらえることで、保温性が増し、ゆっくりと芯まで火を通すことができます。また、一般的な粘土に含まれる「長石」という鉱物が伊賀の土には少ないことで、他の焼き物が耐えられない高温でも使うことができます。

・持ち手は熱くなるのでご注意ください
・ガスコンロの火は、弱火でお使い下さい
・直火にかける際は、裏底に水気があるとひび割れの原因となります
・直火にかける際は、急加熱、急冷など扱い方法によっては、徐々にヒビが進行する場合がございます
・直接テーブルへ置くと、テーブルを傷つける可能性がありますので敷物をご利用ください
・極力洗わないことをおすすめしますが、洗浄する際は、水分を良く拭き取った後十分に乾燥させて下さい。臭いやシミ・カビの原因になります
・直火 可 食洗機 IH 不可