

岡山県の山間部にある蒜山(ひるぜん)で作られている”がま細工”の手提げかごです。
”ガマ”とは、湿地帯に自生する茶色い穂のついた水辺に生える草のようなもの。蒜山地方は昔から雪が多い地域であったため、軽量で防水・保温性に優れたヒメガマを使って雪くつなどが作られていたそうです。
手提げかごは白みを帯びた色合いで、とても上品な雰囲気を感じます。中サイズはA4サイズの本が頭少し出るくらいの大きさで、荷物が多めの方におすすめです。ヒメガマはわずかに油分を含んでおり、使い込むほどに艶が増し、二十年は使えるという素材。持ち手の紐もシナノキの樹皮の繊維を編んで作られておりとても丈夫です。
約600年ほど前にこの地域で背負いかごを作り始めたのが起源と言われ、現在は農閑期を中心に材料の確保から製作まで、地元の女性たち5人が伝統を受け継いで製作されています。
・今後の入荷は未定となっております。
※15,000円(税別)以上で送料無料