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『庄内青竹細工 四人展』作り手の紹介

Pick up

阿部 功一さん

1956年倉敷に生まれた阿部さんは、30歳を迎えるころに竹細工を作り始め、その後別府の竹工芸訓練センターを修了されました。庄内に移り住んでからは半農半工の生活を送りながら様々な竹細工を製作。かつてこの地域の職人が手掛けたかごを復刻させたり、新たな若い作り手へ惜しみない助言もされています。

三原 啓資さん

1968年に倉敷で生まれた三原さんは、長年電力会社に勤めたのち、2011年に別府の竹工芸訓練センターを修了され、同じく竹職人である奥さんと庄内へ移住されました。現在は"笑竹堂"の屋号で竹工芸を製作する傍ら、自宅の古民家を活用した農泊体験やツアーガイド、出張ワークショップなどの活動もされています。

後藤 洋司さん

1993年愛知県安城市生まれ。金沢の大学を卒業したのち、ジビエ(猪などを捌いてソーセージなどを加工する)の仕事を経て、2020年に別府の竹工芸訓練センターを修了。まだ若手ですが、一昨年昨年は日本民藝館主催の公募展に入選するなど、すでに活躍の場を広げつつあります。竹という素材に惹かれ、竹を通して何ができるのか。広い視野を持って日々思索する姿勢に頼もしさを感じます。

武田 優希さん

1991年長野県軽井沢町に生まれた武田さん。小学生の頃から昔ながらの人とのつながりを大切にした生活環境に惹かれ、大学卒業後は山小屋で働いたり、ネパールやアラスカの山々を歩きながら、現地のコミュニティの在り方を見てきたそうです。その後2022年に竹工芸訓練センターを修了し、現在は庄内にある古くからの集落で製作されています。軽やかで枠にとらわれない作品が魅力です。