

長木瓜盆 大
木の風合いと洗練された形を楽しむ
大分県で竹工芸を手がける吉田竹物さんが編んだ”めかご”と呼ばれる丸かご。昔は広島県府中市周辺で盛んに作られていたようですが、現在はほとんど見かけない形になってしまいました。
一見すると太い竹ひごのようにも見えますが、内底から立ち上がる部分を境にして竹を細かく12等分に分割し、そのしなりを巧みに利用しながら編み上げています。見るからに竹細工の技量を感じる仕上がりで、連続する曲線のリズミカルな動きが魅力です。
大は直径が40cm弱あり、日常使う飯椀や汁椀などを重ねても口径が広い分余裕があります。また、玄関のスリッパ入れやブランケットなどの収納かごとしてソファーの横に置くと、見た目にも楽しんでいただけると思います。
竹は切り出した青竹をそのままひごにして編んだ青物。青物は使っていくうちに、自然と飴色に変わっていきますので、経年変化の色合いもお楽しみください。
※16,500円(税込)以上で送料無料
・手仕事の為、サイズや形に若干の個体差が生じます。
・竹は天然素材の為、表面にささくれや繊維に沿ったヒビ割れ、黒ずみが残る場合がございます。
・お届けのタイミングによって色味が微妙に異なります。時間の経過とともに、竹の色味は緑からうすい茶色へ変化していきます。
・長時間濡れたままにしますと、カビの原因になります。
・水洗いした場合は、完全に水分を拭き取った後、日陰の風通しの良い場所で乾かしてください。
・製作中につけた目印としてのえんぴつ跡が残っている場合があります。
作り手 吉田直樹さんは別府にある竹工芸訓練センターを卒業したのち、県内にある竹細工工房を経て独立。繊細な編み目の竹の珈琲フィルターをはじめ、生活道具としての収納や網代皿など確かな技術に裏打ちされた幅広い作品を作っていらっしゃいます。現在は九重町内で奥さんの紀子さんとともに製作されています。