

型染のれん「抽象模様・茶×黒」
だまし絵のような不思議な一枚
佐賀県唐津市七山の紙漉思考室さんが手漉きした特別仕様のパネル。材料には宮崎県日之影町のわら細工たくぼさんが大切に育てた青藁と稲藁が使われており、藁それぞれの豊かな表情を楽しんで頂けます。
こちらは下地部分に楮を使い、上の部分は藁の繊維のみを使って漉いた一枚。わらすさを混ぜ込んだ土壁のようにも見え、まるで長い時間を経てきたような雰囲気を感じます。
「藁をもっと生活の中で感じてもらうには、どういう提案ができるだろうか」。わら細工たくぼの甲斐さんの想いから始まった今回の依頼。普段なかなか田んぼの広がる風景を目にできない方にも、こうしたパネルを飾って想像を膨らませてもらえると嬉しいです。
・色合いは時間の経過とともに少しづつ変化していきますので、お届け時点で写真とは若干違っている場合がございます。しっかりと管理はしておりますが、何卒ご了承くださいませ。
※16,500円(税込)以上で送料無料
・ご使用のパソコンや携帯電話によって、色の見え方に違いがある場合がございます。あらかじめご理解下さい。
・撮影は自然光のもと行っております。
・表面にはこんにゃく加工を施し最低限の強度は持たせておりますが、自然素材のため繊維が手についたり、力を加えることで一部剥がれる可能性があります。ご理解ください。
宮崎県日之影町で60年以上にわたり、わら細工を作り続けている工房。
現在は三代目の甲斐陽一郎さんが中心となって、
稲の栽培から刈り取りまで自分達で行いながら、
ひとつひとつ丁寧に作られています。
作り手の前田崇治さんは土佐和紙に魅せられて、大学卒業後に高知で和紙づくりを学んだのち独立。現在は唐津市七山に工房を構え、手漉きによる和紙作りをされています。「技術はいつも表現のとなりに」という言葉どおり、建築家やデザイナーなど多方面からの依頼に応えるべく、日々 紙と向き合い研鑚をつまれています。
https://reed-life.com/archives/57212