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『100本のスプーン展』 作り手 山口 和宏

 

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まだ自分たちでお店を始める前のある日 、吉井の町を歩いていると道の向こうから山口さんが一人で歩いてくる姿を見かけました。

青いフチの個性的なメガネに、クタっとしたTシャツ、ズボンには作業をした後なのか細かい木の埃がついたまま。そんな姿を見た時に、ここは山口さんが日々暮らしている町なんだなぁ、この町でお店をするんだなぁと、しみじみ思ったのを覚えています。

そして、いよいよ2.2 (金) から、reedで山口さんの企画展示会が始まります。今回、『100本のスプーン展』という名前のとおり大皿から小分する際に使うサービングスプーンやカレースプーン、中くらいサイズのスプーンやコーヒースプーン、ティースプーンにベビースプーンなど合わせて6種類ほどのスプーンを合計100本作ってもらいました。

山口さんの作る木のスプーンは、まるで絵本に出てくるようなシンプルで素直な形。寒い冬にカレーやシチューを口に運ぶ時は、木ならではの温かみをいっそう感じます。

初めに山口さんに企画の相談をしに行った時は「え、スプーン100本ですか、、、それは大変だなぁ。でも、面白そうだからやります。」と言って頂いたのですが、先日 完成したスプーンを見に伺った際は、「当分の間は、スプーンは作りたくないです、、」と笑っていらっしゃいました。他にも定番の四角や丸皿、トレー、カッティングボードやバターケース、バターナイフ、それに片口など様々な作品を一堂にご覧いただけます。

「せっかく地元でできるので、足を運んでくれる皆さんに色々と見て頂きたい。」山口さんの住む町で行う展示会、ぜひみなさまのご来店をお待ちしてます。

 

山口 和宏 『 100本のスプーン展 』
2018.2.2 (金)  –  2.12 (月)  ※期間中の店休日 2.6 (火)
作家在店日 2.3 (土)
※尚、2.3 (土)は夕方より『山小屋食堂』イベント開催の為
16時で閉店とさせていただきます。勝手を申しますが、ご了承くださいませ。