生活購買店 生活の幅を広げるモノと道具

『 iroiro × 内山直人 展 』 作り手 内山 直人

DSC_0058

DSC_0086

DSC_0046

DSC_0096

DSC_0055

「彫金作家である父の影響もあって、小さい時から手を使ってものを作る人が周りに多かったような気がします。」

現在、倉敷に住む内山さん。倉敷には有名な工業地域があるほか、ジーンズや帆布生地の一大産地であり、民藝とも関わり合いの深い土地柄。僕もしばらく住んでいたので、この地域が持つ独特の「土壌」のようなものは分かるし、それは広い意味でモノを生み出す人に影響を与えているように思います。

「父はどちらかというとアート作品に近いものを作ってきました。自分は逆に、職工のような感覚で作品を作っています」

ジュエリーデザイナーのようにデザイン画は描かず、素材を手にしながらカタチを作りあげていくのも、そうした職人的な感覚を大事にしているからかもしれません。画家 ミロが描いた浮遊するような軽やかな輪郭線と金属の冷たさ。繊細な仕上げでありながら、手を加えすぎない絶妙な距離。「シンプル」と言ってしまうとひと言ですが、それだけに収まらない魅力がある作品たちです。

後から分かったのですが、内山さんと僕は同じ大学だったようで、学部も隣同士。1年間だけ在籍期間がかぶっていたので、もしかしたら、当時キャンパスですれ違っていたかも、、、

今回の展示イベントで、またお会いするのが楽しみです。

※ 内山さん在店日 4.30 mon