年々厳しさを増している最近の夏の暑さ。
少しでも快適に過ごしたいという思いから、ついついクーラーに涼を求めてしまいますが、身につける素材として昔からある蚊帳に再着目したのが、この服のおもしろいところ。
奈良は昔から蚊帳の生産が盛んな地域でしたが、時代の変化とともに、蚊帳を見かける機会はほとんどなくなり、今では台所用のふきんなどに転用されて広く使われるようになりました。
そうした変化の中で、改めて蚊帳の良さを生かして日常着を作ることを始めたのが『井上企画 幡』さん。目の粗い生地は風通しがよく、吸水性にも優れているので、汗をかく夏場の衣服として、とても適した素材と言えます。また、使い始める前は糊がついているので多少ごわごわした生地も洗うほどにふんわりとした風合に変化していくのでやさしい肌あたりをを実感して頂けると思います。
イベント期間中は、今年の新作やnewカラーを中心に普段取扱いのない形も揃えていますのでこの機会に袖を通してみてください。