ポケットショール(MARIA・グレー×ホワイト)
王道の一番人気カラー
九重連山からほど近い大分県竹田市に工房を構えるpaisanoの小河さん。
深い墨色が目を惹くこちらのバックは、国内で織られたリネン生地を作り手の小河さんが柿渋と鉄媒染で手染めし、ミシンで丁寧に縫製したもの。ショルダー部分は古典的な植物タンニンなめしによって生まれるイタリアのバケッタレザーが使われています。
シンプルで潔いカタチながらも、肩紐の長さやバックの縦横比はバランスが取れているので男性でも女性でも使って頂けます。カジュアル過ぎず、逆にカチッともし過ぎない、大人が気軽に持てる品のあるバックだと思います。Mサイズは男女ともに街歩きに使いやすいサイズ感です。
*写真 女性:158cm / 男性 :180cm
裏地もリネンが使用されていますが、雰囲気を壊さぬよう折り返しまでは柿渋染めのリネンを使用。内ポケットは取手と同じ革で縁取ってあり、開閉しやすく綺麗な仕上げです。
見た目は軽やかでありながら、パソコンや書類を入れてもしっかりと受けとめてくれる丈夫さも兼ね備えています。
柿渋染めは天然の染料です。光に当たる事で、少しずつ色が変化しますので変化を楽しみながらお使い下さい。
本体はリネン地らしいシャリっとした感触が残っていますが、手が触れてもごわつきを感じない肌ざわり。使っていくうちに自然と身体に馴染んで良い意味でクタっとしていきます。また、ショルダー部分の革もはじめこそやや硬さを感じますが、だんだんとやわらかくなって光沢が出てきます。
古いものに囲まれた工房で作業をする小河さん。2023年にはご自身が集めた古物や道具を揃えたギャラリー"古波"もオープンされました。
・一点づつ手染めしているため、色味や染めの表情には若干の違いがございます。
・自然光のもとで写真撮影をしておりますが、ご使用のパソコンや携帯電話によって、
見え方に違いがある場合がございます。あらかじめご理解下さい。
・洗濯する場合は、革部分は濡らさないようにして水洗いし、陰干ししてください。
スペイン語で「同郷の人、同志」を意味する言葉。作り手の小河 眞平さんは栃木県の老舗鞄店で経験を積んだ後に独立され、現在は大分県竹田市に住んでいらっしゃいます。素材選びと製作工程を吟味し、妥協することなく仕上げられたバックや財布類は、使いやすく美しい佇まいで、使うほどに自分自身に馴染んでいく楽しみを感じて頂けます。