本棚に収まるかご・大（武田優希）

意匠に富んだ実用的なかご

大分県由布市で活動する武田優希さんが手掛けたコンパクトな竹かご。

切り出した竹をそのまま使用する青物ではありますが、縁まわりは磨きを掛けた青竹を使っているため上品な艶を帯び、すっきりとした印象に仕上がっています。全体は編み目の形が八角形になる"八つ目編み"で編んであり、底面には補強を兼ねて力竹が3本入れてあります。縁を束ねる部分と底面四カ所にはツヅラフジが使われ表情のアクセントに。

作品名にもある通り本棚に収めたりCDを入れることもできます。また、キッチンまわりで収納かごにするにも雰囲気があっていいですね。