平和結び
穏やかな日々を願って
宮崎県日之影町で三代に渡りわら細工を制作している「たくぼ」さん。
自然豊かな日之影町は、隣接する高千穂とともに神話の里として広く知られ、昔から注連縄づくりが盛んに行われてきました。
こちらははじめて紹介する宝珠(ほうじゅ)という名前の結び。もともと"宝とすべき珠"として菩薩像などが手にする持物のひとつとされ、災難を除き願いが叶うという意味が込められているそうです。秋に刈り取った稲藁を丁寧に綯ってあり、簡素でありながら存在感のある結びに仕上がっています。サイズはやや大きめで、円の直径は約30cmです。
※16,500円(税込)以上で送料無料
全体を均一の太さにするのではなく、横綱が土俵入りの際に締める"横綱"まわしのように一部にボリュームを持たせて綯われています。
上段右から湯襷、平和結び、祝結び(中)。下段右から祝酉、祝結び(小)、縁。宝珠はちょうど間くらいのサイズになります。
・手作りのため、大きさや形・色などの点において個体差が見られます。
・長さやボリュームについては納品時期によって 多少変わります。
・ささくれが切れることもありますが、自然素材のためご了承ください。
・青藁は時間と共に自然な稲藁の色へと変化していきます。
・天然素材のため、高温多湿の場所に置かれますとカビの原因となりますので、ご注意ください。
・ストーブなどの火器近くには飾られないでください。
宮崎県日之影町で60年以上にわたり、わら細工を作り続けている工房。
現在は三代目の甲斐陽一郎さんが中心となって、
稲の栽培から刈り取りまで自分達で行いながら、
ひとつひとつ丁寧に作られています。