置き時計 桜鼠
日本の伝統美
静岡県浜松市に工房を構える染色家 山内武志さんの卓上布。
こちらは風合いの良い綿麻生地を使って2色の唐草模様を型染めした一枚です。モチーフとなるツタは昔から生命力の強さを象徴するものとして、子孫繁栄や長寿を願う意味合いが込めてきましたが、山内さんの染める唐草は藍色を背景に模様がリズミカルにデザインされています。
落ち着いた色合いで馴染みがよく、そのまま敷いて楽しむほか花器と合わせても草花を引き立てて素敵だと思います。
・ご使用のパソコンや携帯電話によって、色の見え方に違いがある場合がございます。あらかじめご理解下さい。
・洗濯時は中性洗剤で手洗いしてください。
・タンブラー乾燥は避け、形を整えて日陰干しをしてください(麻素材は脱水機を使用しないでください)。
・アイロンを当てる際は裏側にあて布をしてかけてください。
家業は明治時代まで刺繍業を営んでいたことから、現在でも「ぬいや」の屋号が残る。山内さんは父親の跡を継ぐため、人間国宝 芹沢銈介の元で修業を重ね、浜松に戻ってからは、様々な染物の要望に応えながら、創作にも取り組まれてきました。
https://reed-life.com/archives/55086