庄内篭
庄内篭
先達の技術を引き継ぐ
大分県由布市庄内に住む竹職人 阿部功一さんが手掛ける庄内篭。
かつて庄内で名人と呼ばれた佐藤千明さんが手掛けたかごを参考に阿部さんが継承して作っている竹かごです。
側面はござ目編み、底面は耐久性に優れる菊底編みが施されていますが、菊の形は正円ではなく珍しい楕円形で編まれています。持ち手は耐久性にも優れる三本手となっており、立ち姿がとてもきれいです。また、ハンドル部分と縁との接合部には補強を兼ねてツヅラフジが巻かれており、かごの表情にワンポイントを付けています。
女性でも持ちやすい大きさですので、ピクニックかごとしてお弁当などを入れたり、収穫した野菜を入れるかごとしても使って頂けます。青々とした色合いは時間とともに少しづつうすくなっていきますので、お届けのタイミングによって写真の色合いと微妙に異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
庄内篭
- サイズ
- 約W345×D250×H250(持ち手含むH340mm)
- 製作地
- 大分県
- 作り手
- 阿部功一
- 素材
- 真竹・ツヅラフジ
竹ひごの表面は磨きをかけてあるので、美しく飴色に経年変化していきます。
庄内を拠点に青物制作をしている四人。右から二番目が阿部功一さんです。倉敷生まれの阿部さんは30歳を迎えるころに竹細工を作り始め、その後別府の竹工芸訓練センターを修了されました。庄内に移り住んでからは半農半工の生活を送りながら、かつてこの地域の職人が手掛けたかごを復刻させたり、新たな若い作り手へ惜しみない助言もされています。
・手仕事の為、サイズに若干の個体差が生じます。
・多少の傾きや歪みが生じる場合があります。ご了承下さい。
・保管する際は湿気の多い場所はさけるようお願い致します。カビの原因になる場合がございます。
・竹は天然素材の為、表面にささくれや繊維に沿ったヒビ割れ、黒ずみが残る場合がございます。
・お届けのタイミングによって色味が微妙に異なります。時間の経過とともに、竹の色味は緑からうすい茶色へ変化していきます。
・竹は天然素材の為、稀に虫が発生する場合があります。その際は熱湯を掛けてしっかりと乾かしてください。