


我谷盆2(栗渋)
ノミが生み出す美しさ
佐賀県江北町で活動されるbook Mt.(ブックマウンテン)の本山さんが製作したクリの我谷盆。
我谷盆とは、かつて石川県の山間部にあった我谷(わがた)村で農閑期に作られていた暮らしの道具で、木槌とノミを使って彫られる畝のような直線模様が特徴です。本山さんは我谷盆の伝統を現代に伝えている森口信一さんのワークショップに参加するなど技術の習得につとめ、今でも家具製作の傍ら手掛けていらっしゃいます。
こちらのは栗渋を塗ったのち、白木塗装で仕上げた一枚。やわらかな色合いはテーブルに置いた時の馴染みがよく、ノミ跡から浮き出る木目が木の表情をより豊かにしてくれます。
・写真4枚目の左が当作品。右が"我谷盆2(栗渋)"となります。
※16,500円(税込)以上で送料無料
・素材をそのまま活かしているため、もとからあった小さな虫穴や節、細かな傷が残っている場合がございます。
・天然木を使用している為、使用状況によっては反りが生じる場合がございます。
・湿気の多い場所、もしくは直射日光があたる場所に長時間置くことはお控えください。
・表面に水滴や汚れがついた場合は固く絞った布等で拭き上げ、風通しの良い場所で乾燥させてください。
佐賀県江北町で家具などの木工デザイン・制作を手掛けている本山さんご夫婦。それぞれ長野県内の木工技術専門学校で学び、家具メーカーや工房で経験を積んだのち、現在はお二人で活動されています。オーダーメイドの注文を受ける機会も多く、使い手に寄り添った作品づくりを常に心掛けていらっしゃいます。