置き時計 桜鼠
日本の伝統美
静岡県浜松市に工房を構える染色家 山内武志さんが手がけた型染めのれん。駱駝のこぶをを想わせるこんもりとした膨らみは頂きが三つ並ぶ山のようにも見え、鮮やかな朱色は温かみを感じさせると同時にはっと目を引く色合いです。
横幅はドア一枚分ほどで、上から吊ると腰くらいまで隠れます。生地は少し厚手ですが、手に触れてもかたさは感じず、風が通るとふわりと揺らめきます。のれんとして使う以外にタペストリーのように壁に掛けても、部屋の印象を変えてくれると思います。
・棒は付属されておりませんのでご注意ください。
光は完全に遮断するのではなく、うっすらと通します。
キャンバス地のようなかたさはなく、ほどよいやわらかさがあります。
10代後半から人間国宝 芹沢銈介の元で型染めを学んだ山内さん。「型染め」とは、型紙を使って布や紙を染める昔からの染色技術で、刃物を使って型紙を切り抜き、それを布にあてて防染糊をおき、色を染め、また糊をおとすという一連の流れで作品が出来上がります。これまでも様々な仕事を手掛けてこられましたが、85歳を迎えた今でも工房に入り、日々 作品づくりに情熱を傾けられています。
・ご使用のパソコンや携帯電話によって、色の見え方に違いがある場合がございます。あらかじめご理解下さい。
・手作りのため、サイズや色ムラなどの点において個体差が見られます。
・薄めた中性洗剤で手洗い可能です。
・タンブラー乾燥は避け、軽く脱水し形を整えて日陰干しをしてください(麻素材は脱水機を使用しないでください)。
家業は明治時代まで刺繍業を営んでいたことから、現在でも「ぬいや」の屋号が残る。山内さんは父親の跡を継ぐため、人間国宝 芹沢銈介の元で修業を重ね、浜松に戻ってからは、様々な染物の要望に応えながら、創作にも取り組まれてきました。
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