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型染のれん「富士山 雲ふたつ」

型染のれん「富士山 雲ふたつ」

空間に馴染む富士

静岡県浜松市に工房を構える染色家 山内武志さんが手がける富士山モチーフの型染めのれん。少し厚手の生地に黒に近い濃紺色で染めた富士が落ち着いた雰囲気の作品です。山裾は左右の高さを少しずらし、グレーの二つの雲はどこかユーモラスな遊び心を感じさせてくれます。

横幅はドア一枚分ほどで、上から吊ると腰くらいまで隠れます。生地は少し厚手ですが、手に触れてもかたさは感じず、風が通るとふわりと揺らめきます。のれんとして使う以外にタペストリーのように壁に掛けても、部屋の印象を変えてくれると思います。

・写真7枚目は、裏面です。
・棒は、付属されておりませんのでご注意ください。

型染のれん「富士山 雲ふたつ」

サイズ
約W800×H1350mm
売切れ
  • かがり縫い

    暖簾の布と布をつなぐ合わせ方の中でも、手で縫いとめる、昔ながらの仕立て方で仕上げられています。

  • 棒通し

    棒は付属されておりません。使用しているのは直径20mmの丸棒です。

  • 生地の風合い

    やや厚手の生地でふだんは透けた感じはありませんが、光が差すとうっすら透過します。

山内武志さんの型染め

10代後半から人間国宝 芹沢銈介の元で型染めを学んだ山内さん。「型染め」とは、型紙を使って布や紙を染める昔からの染色技術で、刃物を使って型紙を切り抜き、それを布にあてて防染糊をおき、色を染め、また糊をおとすという一連の流れで作品が出来上がります。これまでも様々な仕事を手掛けてこられましたが、80歳をこえた今でも工房に入り、日々 作品づくりに情熱を傾けられています。

型染のれん「富士山 雲ふたつ」

型染のれん「富士山 雲ふたつ」

サイズ
約W800×H1350mm
売切れ

・ご使用のパソコンや携帯電話によって、色の見え方に違いがある場合がございます。あらかじめご理解下さい。
・手作りのため、サイズや色ムラなどの点において個体差が見られます。
・のれんは、薄めた中性洗剤で手洗いは可能です。
・タンブラー乾燥は避け、形を整えて日陰干しをしてください。(麻素材は、脱水機を使用しないでください)

作り手

山内染色工房/山内武志について

家業は明治時代まで刺繍業を営んでいたことから、現在でも「ぬいや」の屋号が残る。山内さんは父親の跡を継ぐため、人間国宝 芹沢銈介の元で修業を重ね、浜松に戻ってからは、様々な染物の要望に応えながら、創作にも取り組まれてきました。

https://reed-life.com/archives/55086