プレート皿
いろんなシーンに合うカタチ
コロンとした形が印象的な漆椀は、秋田県鹿角市に住む塗師 佐々木暢子さんが手がけたもの。佐々木さんはもともと岩手県八幡平市にある安比塗漆器工房に在籍されていましたが、現在は塗師として個人で活動されている作り手です。
生地は石川県の山中で挽いた天然木を使い、下塗りには中国産の漆を上塗りには貴重な浄法寺の漆を塗り重ねて仕上げています。塗りの美しさと丁寧さはもちろん、やわらかな曲線と手にした時の収まりのよさを感じて頂ける漆椀です。
”漆器”と聞くとはじめはハードルが高いように思う方もいらっしゃいますが、口に触れた時のやわらかい感触や、料理を美味しく見せてくれる色味、少しづつ艶を帯びて育っていく感覚を味わえるのは、漆器ならではの楽しみ。日々使う事の多い汁椀は、その良さをより感じられると思います。
※16,500円(税込)以上で送料無料
精製した漆に顔料を混ぜ作り出される日本的な独特の色です。テーブルに深みのある朱色の汁椀があると食卓も華やぎます。
塗りの工程は、木地に直接漆を塗り重ね、下塗り・中塗りには中国産の漆を、上塗りには貴重な浄法寺の漆が使用されています。中国産=品質が劣るというイメージがありますがそうではなく、日本産とは違った粘り気があるため、下塗りには適しているといういい面もあるそうです。
安比塗漆器工房の3.8寸椀と並べています。ほぼ変わらない大きさで、日常の汁物にも使いやすい大きさです。(左: 安比塗漆器工房3.8寸椀 右: まり椀 )
・手仕事のため、一品ごとに色味や塗りの表情に違いがございます。
・天然木を使用しているため、サイズや重さに若干の個体差が生じます。
・使用後は長く湯水に浸けておかず、手早く洗って乾いた布で拭いてください。
・食洗機・電子レンジのご使用はお避けください。
・ステンレス等のカトラリー類は、傷がつきやすく剥離の原因になりますのでご使用はお避け下さい。
・直射日光に当て続けると変色の原因となりますのでお避けください。
秋田県鹿角市にある漆工房朱楽(あけら)。塗師の佐々木暢子さんは安代漆器研修センターで漆器づくりの基本を学ばれたのち、安比塗漆器工房を経て独立。現在はデザインから漆の精製、塗りまで全ての工程を一人で手がけられています。やわらかでどこかモダンな線とフォルム、丁寧に塗り重ねられた仕上げの美しさが魅力です。