横綱結び
力強い存在感
山内武志さんが手がける富士山モチーフの型染めのれん。風合いの良い麻生地をベースに天然の藍を使って染めています。山内さんは普段あまり藍染めの作品は作られないので、こちらは貴重な一枚です。
青を背景にした山裾は左右の高さを少しずらし、すっきりとした稜線に浮かぶ二つ雲はどこかユーモラスな遊び心を感じさせてくれます。
横幅はドア一枚分ほどで、上から吊ると腰くらいまで隠れます。生地はやや厚手で古い織機で織っているため所々にムラ感があり、風が通るとふわりと揺らめきます。のれんとして使う以外にタペストリーのように壁に掛けても、部屋の印象を変えてくれると思います。
・棒は付属されておりませんのでご注意ください。
・藍で染めているため、直射日光があたる場所に掛け続けると退色する恐れがあります。事前にご確認の上ご購入ください。
生地の表面にところどころ糸が飛び出ていますが、これは使用している織機の特性によるものです。不良ではございませんのでご承知ください。
山内さんのご自宅玄関には、柚木沙弥郎さんや名取敏雄さんの作品に加え、海外で作られたおもちゃや置物も飾られています。フォークアートと民藝。国は違えど手仕事によって生まれるてらいのないいカタチや温かみには共通するものがあります。
・ご使用のパソコンや携帯電話によって、色の見え方に違いがある場合がございます。あらかじめご理解下さい。
・手作りのためサイズや色ムラなどの点において個体差が見られます。
・のれんは薄めた中性洗剤で手洗い可能です。
・タンブラー乾燥は避け、形を整えて日陰干しをしてください(麻素材は脱水機を使用しないでください)。
・こちらは天然の藍で染めている為、直射日光が当たる場所に掛け続けると退色する可能性があります。また、洗濯を繰り返すと色合いが多少薄くなりますので、ご承知ください。
家業は明治時代まで刺繍業を営んでいたことから、現在でも「ぬいや」の屋号が残る。山内さんは父親の跡を継ぐため、人間国宝 芹沢銈介の元で修業を重ね、浜松に戻ってからは、様々な染物の要望に応えながら、創作にも取り組まれてきました。
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