


山内武志展 型染めのれん「富士山 雲ふたつ・濃紺」
存在感のある富士
静岡県浜松市に工房を構える染色家 山内武志さんが手がけた型染めのれん。こちらは山、月、太陽を配した山内さんの代表的作品のひとつで、単純化された線と繰り返される図形が、おおらかでリズミカルな雰囲気をたたえています。また、色差し部分には岩絵の具が使われており、明るく鮮やかな色調に染め上がっている点も特徴です。
横幅はドア一枚分ほどで、上から吊ると腰くらいまで隠れます。生地は少し厚手ですが、手に触れてもかたさは感じず、風が通るとふわりと揺らめきます。のれんとして使う以外にタペストリーのように壁に掛けても、部屋の印象を変えてくれると思います。
こちらは色の異なる部分それぞれに色を差すため手間がかかり、他の暖簾よりも価格が高くなっておりますが、大変貴重な一枚ですのでぜひ手元に置いてもらえると嬉しいです。
・棒は付属されておりませんのでご注意ください。
※16,500円(税込)以上で送料無料
・ご使用のパソコンや携帯電話によって、色の見え方に違いがある場合がございます。あらかじめご理解下さい。
・手作りのため、サイズや色ムラなどの点において個体差が見られます。
・薄めた中性洗剤で手洗い可能です。
・タンブラー乾燥は避け、軽く脱水し形を整えて日陰干しをしてください。
家業は明治時代まで刺繍業を営んでいたことから、現在でも「ぬいや」の屋号が残る。山内さんは父親の跡を継ぐため、人間国宝 芹沢銈介の元で修業を重ね、浜松に戻ってからは、様々な染物の要望に応えながら、創作にも取り組まれてきました。
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