置き時計 桜鼠
日本の伝統美
山内武志さんが手がけた型染めのれん。濃紺の生地にひらりと舞う蝶は、大小の楕円を4つ配して型染めしてあり、単純でありながらなんとも大胆で可愛らしい仕上がりです。細かく手の込んだ図案とはまた違う、山内さんの遊び心が現れた一枚だと思います。
横幅はドア一枚分ほどですが、他の暖簾に比べると約半分ほどの丈となっています。上から吊ると肩あたりなので向こう側は隠れませんが、人が良く出入りする場所には向いていると思います。
・棒は付属されておりませんのでご注意ください。
山内さんのご自宅玄関には、柚木沙弥郎さんや名取敏雄さんの作品に加え、海外で作られたおもちゃや置物も飾られています。フォークアートと民藝。国は違えど手仕事によって生まれるてらいのないいカタチや温かみには共通するものがあります。
・ご使用のパソコンや携帯電話によって、色の見え方に違いがある場合がございます。あらかじめご理解下さい。
・手作りのためサイズや色ムラなどの点において個体差が見られます。
・のれんは薄めた中性洗剤で手洗い可能です。
・タンブラー乾燥は避け、形を整えて日陰干しをしてください(麻素材は脱水機を使用しないでください)。
・棒は付属されておりませんのでご注意ください。
家業は明治時代まで刺繍業を営んでいたことから、現在でも「ぬいや」の屋号が残る。山内さんは父親の跡を継ぐため、人間国宝 芹沢銈介の元で修業を重ね、浜松に戻ってからは、様々な染物の要望に応えながら、創作にも取り組まれてきました。
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